貼箱(ブック型)[3]

貼箱(ブック型)[3]
貼箱(ブック型)を製作いたしました。


ブック型貼箱をご依頼いただきました。
本のページをめくるようにフタを開く
物語性を感じさせてくれる仕様と美粧性の高さで人気の箱です。

実際のやり取りを元に、オーダーメイドの流れや
作成ポイントをご紹介いたします。


ブック型貼箱



新規会社立ち上げに際し、取引会社様に渡すギフト箱としてのご利用で
途中間も空きつつ、約2ヶ月半やり取りを行ない
完成・納品させていただきました。


(1)見積もり依頼メールの受信

イメージしている形状の画像があるとのことで
希望のサイズ、数量、箔押しや色などとともに
画像をお送りいただきました。





見本や素材がある場合は画像、または実物をお送りください。
話が早く確実です。



(2)当店からの見積もり回答

いただいた画像と内容を元に概算見積もりを送りました。
結果、単価が合わなかったため、下記の仕様に変更することに。

 

ブック型貼箱




(3)仕様決定

お客様からのご質問と要点をまとめ、仕様を決定しました。


★蓋となる部分は反りませんか?

湿気などの環境や経年による変化も考えられますが、一般的には反りの心配はありません。
今回は板紙26号に色紙を貼り、厚み約2.5mmです。


★貼紙を変えられますか?

工場に在庫のない紙については取り寄せとなるため
費用は上がりますが、ご用意可能です。

メーカー名、型番を教えていただくか、端切れサンプルをお送りください。
※紙により、貼箱加工、箔押しに適さないものもありますのでご了承ください。

ご依頼品はお客様のご希望から、表紙に「マーメイド スノーホワイト」
箱部分に「マーメイド ナチュラル」を使用しています。

ブックタイプ貼箱



同じ白系の紙でも色みを変える事で、陰影が付き
より良い質感が生まれています。


★緩衝材も用意できますか?

他の貼箱同様、定番の「ウレタン」や各種緩衝材もご用意可能です。

貼箱ウレタンセット




★チリの部分を少なめにしてください。

ブック式貼箱



チリ部分は3mm前後とお考えください。
箱に表紙を貼る過程で、多少ずれが生じることもあるためです。


★開く向きについて

洋書のように左から開くのか、和書のように右から開くのか
フタが開く方向を決めていただきます。

ご依頼品は洋書のように左から開く仕様です。

ブック型貼箱




★試作は可能ですか?

量産に比べ費用はかかりますが試作もできます。
箔押しも、箔版代と箔押し(印刷)代が別途かかりますが
入れることができます。

なお、箔押し内容に変更がなければ
サンプル作成時の箔版を、量産時にそのまま使用することができるので
追加の箔版費用はかかりません。


その他、細かいポイントなども随時ご説明しつつ
試作と量産時のお見積もりを提出し作成させていただきました。


【作成内容】

「ブック型貼箱」

タテ176×ヨコ120×高さ20(mm)
チップボール#26号
表紙と背に金箔押
個数=100個



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